腸内細菌と病気の関係

約50年にわたって大腸にすむ腸内細菌を研究してきた辨野義己(べんのよしみ)さんは、21世紀は腸の時代だと断言する。便の研究をする辨野先生、やはり宿命だったのか。それは置いといて最近になって、腸内細菌と健康長寿との密接な関係が明らかになってきたそうです。

腸に関する様々な研究が進み論文の数も飛躍的に多くなったそうで、例えば腸内細菌がパーキンソン病、認知症、自閉症とも関連しているのではないかとの指摘もあるようです。将来、これらの病気だけでなくその他の多くの病気も関係しているのがわかってくると思うとワクワクが止まりません。

大腸の中にいる細菌は1000種類以上いるとされ、その菌の働きによって健康が促進されたり、病気の原因になったりするそうです。
健康長寿の人の腸内には「ビフィズス菌」と「酪酸菌」が多くいるのがわかっていて、一般的にビフィズス菌は加齢とともに減少するのですが健康長寿の人のは変わらなく多いそうです。だからビフィズス菌入りヨーグルトが売れるわけですね。

もう一つの酪酸菌は、がん細胞の抑制や免疫機能に関係しているそうで長生きするのも納得です。

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