藤川メソッド(続き)

プロテインを1日2回を12時間ごとに摂る習慣が出来たら、次に何を摂ればいいか?

心療内科の藤川先生は、診療中にある事に気付きます。それは鉄不足でした。うつ病やパニック障害の人に鉄剤を与えるとだんだん改善していきました。

ここから少し難しいんですが、貧血の指標になるのが一般的にヘモグロビン値というそうですが、そうでなくフェリチン値を見るのだそう。これは鉄と結合しているタンパク質のひとつで、お金に例えるとヘモグロビンは財布のお金、フェリチンは貯金。貯金がないことには家計が維持できないのと同様で鉄分の蓄えがないと、心と体の健康は維持できないそうです。

よって心の病と診断される人の多くは「潜在性鉄欠乏症」になっているそうです。逆に潜在性鉄欠乏症が原因で心の病に陥る人もいるそうです。

こう考えると、精神疾患がまさか栄養素の不足が原因だったとは、ナポレオンもびっくりです。(なぜナポレオン)

鉄剤と並んで摂るべきものとして、マグネシウムだそうです。生体内の化学反応の300以上にマグネシウムが関わっていて、これが不足すると心臓病、脳卒中、片頭痛、瞼のけいれん、こむら返り等々引き起こすそうです。

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