乳がんの原因

前に欧米食の話をして、皆が皆、欧米人は肉を食べている訳ではないんですが、動物性脂肪といえば他に何を思い浮かびますか?

管理栄養士の幕内秀夫さんという方がいまして、乳がんが増えた理由の一つがお肉ではなく、バター、クリーム、牛乳をふんだんに使うパン、パスタを習慣的に食べるようになったからだと著書で書いています。

たしかに女性が肉、ステーキをよく食べると聞いたことがありません。それよりは太るのを気にして、一見カロリーが少なく見えるパン、パスタを食べている人が多いんではないでしょうか。

最近の若い女性は背が高くて、かっこいいですね。これも欧米食が理由でいい事なんですが、とうとう米国の調査で10~17歳の少女期に脂肪分の多い食事を取った人は、その後の乳がんの発症率が上がるという結果が出ました。実際に正常細胞ががん化するのに10年以上かかるそうなので、30代から増える乳がんの場合、10代から食事に気をつけたほうが良さそうです。

でも暗い話ばかりしている訳にはいきません。

日本とアジアの他の国で行われた研究から、大豆製品の摂取により乳がんの発症率が30~40%下がることが報告されました。

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